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vol.28 iPhoneとツイッターで会社は儲かる

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  • 山本 敏行
  • 発売日 : 2010/02/23
  • 出版社/メーカー : 毎日コミュニケーションズ
  • おすすめ度 : (36 reviews)
    2ちょっとがっかり
    4社内活性化にiPhoneとツイッターを活用
    3iPhoneを買ってTwitterを始めようと思い、読んでみました
    1別の本を読もう
    5Twitter全社導入の全社員アンケートがおもしろい

点数★★★
難度★★★

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【要約・エッセンス・あらすじ】(「BOOK」データベースより)

今話題の「アイフォーン(iPhone)」と「ツイッター(Twitter)」を全社導入して注目を浴びた企業「イーシースタジオ(EC studio)」。
その代表である筆者が、この2大ツールに「グーグル・アップス(Google Apps)」を加えた、クラウド・ベースの新しいコミュニケーション、新しいビジネスの形について紹介します。

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【目次】(★はおすすめ)

第1章 ツイッターを会社で導入する目的とは
第2章 ツイッターを全社導入して起きたこと
第3章 ツイッターのメリット・デメリット
第4章 アイフォーンとツイッターが会社にもたらすもの
第5章 グーグル・アップスとアイフォーン
第6章 コミュニケーションのクラウド化で会社は儲かる ★
スペシャルインタビュー グーグル 辻野浩一郎社長

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【要約・エッセンス】

ツイッターは心の距離が近くなるツールであり、PR目的で導入すると失敗する。
PR効果は結果として生じるオマケである。

社内においてツイッターを全社導入する際に定めたルールは「機密情報についてのつぶやきはしないこと」という一つだけ。
対外的にオープンになるつぶやきがされることもあるが、社内の改善案が公開目安箱として投稿されていると捉える。

ツイッターでのコミュニケーションは電話やチャット、メールなどの既存のコミュニケーションとは異なる。
それによって、社内においても社外においても新たな関係が生まれる。

アイフォーンを社員全員に支給している理由は、社員全員がいつでもどこでもクラウドにつなぐことを容易にするから。
クラウドの波にいち早く気付き、自社を変化対応させることが出来れば、起業競争力が高まって利益を出すことができる。

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【レビュー】

タイトルには「iphoneとツイッターで儲かる」と書かれていますが、本書で述べられているのはツイッターを使えば社内・社外のコミュニケーションが活発化してその副次的効果として会社が儲かる、というもの。
具体的な数字は示されておらず、コスト面に関しての言及がされていたのはツイッターについて書かれた箇所というよりも、「テレビ電話の代わりにプレステ3を導入した」という箇所においてでした。

また、ツイッター導入のメリット・デメリットについても述べられていましたが、たとえばブランディングに傷が付く可能性に触れられていないなど考察が甘い印象が強いです。
ツイッター導入の効果として最も強調されていたのがコミュニケーションが向上するというものでしたが、はたしてそれがどの企業においても業績の向上に結びつくのかという疑問は解消されないままでした。

しかし、社内になんらかの制度を導入する際にはそれを徹底して行なうという姿勢を示している点では、なかなかの良書ではないかと思います。
変化にはなんらかの痛みが伴うものですが、その先にあるものを目指したこの本の著者の先見性は見事なものだと感じました。

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「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」についてさらに詳しく

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テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

vol.27 自分探しが止まらない

社会が行き先を見失ったこの時代。

「自分探し」の先にあるものとは。

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  • 速水 健朗
  • 発売日 : 2008/02/16
  • 出版社/メーカー : ソフトバンククリエイティブ
  • おすすめ度 : (20 reviews)
    2対案なき批判は空虚である。
    5現代人の自意識過剰
    3社会勉強
    3「自分探し」の落とし穴に転落しかかっているあなたへ
    4自分探し真っ最中の人には理解できないかもしれないけど

点数★★★
難度★★★

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【要約・エッセンス・あらすじ】(amazon 内容紹介より)

自分探しの罠にはまらないための道を探る!
自己啓発や自己分析でかえって己を見失ってしまう若者や、自分を探しに世界へまで飛び出してしまう夢追い人など“自分探し”は日本中に蔓延している。
中田英寿から「あいのり」まで幅広い分野での自分探しを分析し、その実態を探り出す。

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【目次】(★はおすすめ)

まえがき
第1章 世界に飛び出す日本の自分探し
第2章 フリーターの自分探し
第3章 自分探しが食い物にされる社会
第4章 なぜ自分探しは止まらないのか ★
あとがき

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【要約・エッセンス】

「自分探し」という言葉はかつてはネガティブなニュアンスを持って使われることの多い言葉だった。
だが、今はその言葉に肯定が与えられている。

「自分探し」のために海外に飛び出す理由の一つは変身願望だが、その次に上げられるのは「信仰」だろう。
ここでの信仰、もしくは宗教とは必ずしも教団組織が存在し、それに所属するという形を取るとは限らない。
むしろ、教団組織も経典も存在せず、商品として流通して消費されていく一般消費財としての信仰の方が主流になっている。

社会全体が「やりたいこと」「自分らしさ」を求める構造になっている。
このような世界において若者が3年で辞めるのは仕事が辛いからではない。
やってみた仕事が「やりたいことではない」「自分らしさが出ない」から辞めるのだ。
それは甘えではなく価値観の変化だ。

「やりたいこと」が重要視されるようになったのは、日本経済の崩壊によってこれまでの終身雇用神話が崩れ去り、明確な目標設計を社会の側が提示できなくなったから。
しかし、仕事におけるやりがいや自負心はマニュアル化やIT化によって奪われている。

頼るべき宗教や会社を失った現代においては、自分の生きる道は自己責任のうえで選び取っていかなくてはならない。
しかし、多くの人間にとって自己選択と自己責任が要求される現代は生き難いものであり、そうした現代社会に対応できなくなった個人があふれているのが、「自分探し」がとまらない現代の姿なのだ。

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【レビュー】

「やりたいこと」「自己啓発」を冷やかに皮肉った本書。

「自分」とは内在するものなのか、それともなんらかの外部においての経験を通して初めて発見できるものなのか。
いずれにせよ「自分探し」とは選択の放棄であると著者は述べています。

しかし、その「自分探し」に行動が伴ってさえいれば良いのではないでしょうか。
たしかに「自分」とはどこを探しても存在しているものではないですし、それを求めることが単なるモラトリアムの延長になっている状況は危険だとは思いますが、自己をなんらかの形で規定しようとすること自体は否定するべきことではないと感じます。

たしかに著者が書いているように、「自分」というものは海外に「外こもり」すれば無条件に見つかるものではないと思うのですが、そういった環境の変化によって自分の新たな一面に気付く可能性は大いにある。
ですが、「自分探し」は甘えであるという著者の主張にも納得はでき、また、それを許してしまう経済の先行きは見えないにも関わらず豊かである、という現代日本の歪みを突きつけられます。

引用部分が多く、著者が結局なにが言いたかったのか分からなかった部分が散見されたためこの点数。

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「自分探しが止まらない」についてさらに詳しく


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vol.26 成功者の絶対法則 セレンディピティ

ふとしたきっかけで生まれるセレンディピティ。

日常に潜む成功への可能性。

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  • 宮永 博史
  • 発売日 : 2006/09
  • 出版社/メーカー : 祥伝社
  • おすすめ度 : (16 reviews)
    4偶然に幸運を引き寄せるための日頃の行い
    4文字通り、セレンディピティにフォーカスし、事例を多く用い解説している作品
    5とても良い本です。
    1成功事例をさかのぼればすべてのことが肯定できる可能性がある
    4読みやすくヒントは得られるが体系化までは至っていない

点数★★★
難度★★★

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【要約・エッセンス・あらすじ】(amazon 内容紹介より抜粋)

日本では、コツコツと真面目に働くことを是とする一方で、偶然の発見や出会いを「棚からぼた餅」と軽んずる傾向がある。
しかし、実際には、偶然の幸運を呼び込むためには地道な努力が必要なのである。

偶然の幸運に出会う能力=「セレンディピティ」を豊富な事例に基づいてわかりやすく解説した本書は、日本人の働き方、考え方を根底から変えるさまざまなヒントに溢れている。
目からウロコの革新には、偶然を巻き込むノウハウが必要。
本書を通してセレンディピティが成り立つ仕組みを理解することで、あなたの脳の使い方は大きく変わることだろう。

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【目次】(★はおすすめ)

はじめに
一章 「セレンディピティ」って何だろう?
二章 誰にも訪れる「セレンディピティ」
三章 「無関係なもの」を関連づけてみる ★
四章 「素人発想」プラス「玄人実行」が有効 ★
五章 「想定外」を考えておくことの重要性 ★
六章 「偶然のひらめき」が生まれる瞬間
七章 「論理的思考」とセレンディピティ
八章 セレンディピティが訪れる組織

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【要約・エッセンス】

セレンディピティとは「偶然をとらえて幸運に変える力」のこと。
セレンディピティの存在に気づくためには常に自分の感度を高めていなければならない。

セレンディピティを遠ざけてしまうものとして、逆接的だが「玄人発想」がある。
セレンディピティをものにし、成功をおさめるためには、「素人のように発送する」ことと「玄人として実行する」という二つの条件が成立する必要がある。

過去の変革成功チームは新たな革新者になりにくい。
どんなに優秀なチームでも、自らの成功を一度否定し、新たな変革を遂行していくことは極めて困難。

セレンディピティに気づくためには、動きまわること、幅広い知識を体系化して蓄えることが鍵となる。

「異分野のプロ」が集まる環境でこそセレンディピティは生まれる。

論理的に考えるだけではブレークスルー(突破口)は訪れない。
「漏れなくダブリなく」際に、全体の枠をどれだけ広く捉えられるかが重要。

「顧客の立場になって考えなさい」と言うが、製品開発において、「開発対象物の気持ちになって開発する」とよいものができる。

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【レビュー】

セレンディピティによって生まれた商品や技術の事例紹介を通して、それがいかに有用であり大きなインパクトを持ちうるものかというこの本。

大切なのは失敗を単なる失敗として終えるのではなく、そこに潜む可能性を見つけるための「視力」を向上させること。
そして、信じた道を突き進むこと。

「起業は目的じゃなくて手段だよ」なんて言葉をよく聞くけれども、個人的にはそれを踏まえた上でなら起業を目的化してもかまわないと考えています。
なぜなら、そうやって常に「起業」というものを念頭に置いていかなければセレンディピティに気づくことは不可能だと感じるからであり、この本を読んでその考えを新たにしました。

大切なのは状況に応じた柔軟な発想力と常に戦闘態勢であるということ。

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「成功者の絶対法則 セレンディピティ」についてさらに詳しく

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