スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

vol.11 iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏

今話題のipadとkindleについて。

とは言え単純に二つを比較したと言うよりも、eBook(電子書籍)周りについての知識を包括的に学ぶための本という位置づけの方が正しい。

ーーーーーーーーーー

  • 西田 宗千佳
  • 発売日 : 2010/03/12
  • 出版社/メーカー : エンターブレイン
  • おすすめ度 : (7 reviews)
    4iPadとキンドルは対立しない
    5ツボをおさえまくった好著!
    3分かりやすい
    5チープな装丁で敬遠しないで
    4iPad発売の今こそ読むべき一冊

点数★★★★
難度★★★

ーーーーーーーーーー

【あらすじ】(amazon内容紹介より)

電子書籍ビジネスのすべてを解き明かす!

iPad vs Kindle 。
ソニーリーダーや、日本出版界を巻き込む「電子書籍」の未来はどうなる?
IT最前線から、深い洞察で浮き彫りにされる「電子書籍」の未来像。。
iPadの発表会での現地取材、豊富な関係者の証言、そこで浮き彫りにされる
“eBOOK”の世界とは。。

ーーーーーーーーーー

【目次】(★はおすすめ)

序章  はじめに ~eBOOKはコンピュータの夢だった~
第1章 キンドル・インパクト
第2章 キンドルのライバル、ソニーとアップル ★
第3章 eBookへの長い道
第4章 eBookのビジネスモデルとは ~アメリカの場合~ ★
第5章 日本はどう「eBook」の波に乗るのか ★
付録  キンドル購入から利用までの手引き

ーーーーーーーーーー

【要約・エッセンス】

ipadの特徴
・「本を読む」のみではなく機能が汎用的
・充電無しでの持続使用可能時間は10時間
・液晶画面を採用しているため目への負担が大きい
・「雑誌的」
・リビング向けコンピュータ

kindleの特徴
・「本を読む」ことに機能を絞っている
・充電無しでの持続使用可能時間は100時間以上
・電子ペーパー方式なので目への負担が小さい
・「文庫的」

2009年9月末の時点でeBookリーダーのシェアは、キンドルが60%、ソニーが30~35%

2009年12月のアマゾンからの発表によると、キンドル本:紙本の販売比率が60:40となり、eBookが紙の本の販売を上回った。

キンドルは通信機能を内部に組み込み、また、その通信費用をコンテンツ価格に含ませることによって他のeBookリーダーとの差別化を行った。

アマゾンは巨大流通業であることを利用してネット上でキンドルを発売しているが、ソニーはそれを逆手にとってリアル販売に力をいれている。

キンドルの国際版はあくまで英語が読めるアメリカ国外の消費者に英語の書籍を届けるためのもの。
それに対してソニーは、各国の出版社と提携して本を仕入れ販売している。

日本の本はアメリカに比べて安価であるため、アメリカのビジネスモデルをそのまま当てはめることは難しい。

ーーーーーーーーーー

【レビュー】

このレビューのはじめにも書いたように、eBookの歴史や採用されている技術など、様々な知識を包括的に提供してくれる本。
なので、自分がなんの知識を得たいのかという目的意識を持たずにこの本を読むと、情報の波に溺れてしまうかも。
この本のタイトルにあるように単純にipadとkindleを比較したい、という目的であれば第1章と第2章を読むだけで十分です。

ただ、「eBookビジネス」という分野に関して知識を深めたいのならば第4章と第5章も読んでおくべき。
この分野に関する知識がまるでない状態でも、どのように収益化がなされているのか、そこに到るまでどのような紆余曲折があったのか、これからの企業戦略はどうなっていくのか、などeBookビジネスの過去・現在・未来についてある程度学ぶことができます。

個人的には一部で情報があったように日本語版が発売されたとしても、これ以降に日本でキンドルが盛り上がりを見せる可能性は非常に少ないと思っています。

なぜなら本書の中でも触れられているように
・日本は本の値段がもともとさほど高くない
・いまだ日本語版が出ていない中でのipadという非常に強い競合の登場
・多くの作品の著作権処理があいまい。
などの理由があるからです。

ただ、eBook全体の市場がこれから盛り上がっていくのは間違いないと思っています。
それを読む媒体が、上記二つのものなのか、それとも他のeBookリーダーなのか、それともゲーム端末なのか、それともそれ以外の端末なのか。
eBook市場を取り巻く動きから目が離せません。

ーーーーーーーーーー

「iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏」についてさらに詳しく


読書・名著ランキングTOPページはこちら
過去の名著・気になる本の読書ランキングはこちら

スポンサーサイト

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
サイト内検索
カスタム検索
RSSリンクの表示
最新記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。