「東大・京大で1番読まれた本」という触れ書き。
発行部数100万部突破、名著の呼び声高い「思考」についての思考を行なう本。
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 | - 外山 滋比古
- 発売日 : 1986/04/24
- 出版社/メーカー : 筑摩書房
- おすすめ度 :
(131 reviews)
高校生/大学生の境目に
あまり記憶に残っていない。
坂田三吉 端歩をついた
創造的な思考方法
名著故に現代向けにアップデイトされていないのがもの凄く残念
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点数★★★
難度★★★
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【あらすじ】(「BOOK」データベースより)
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?
自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。
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【目次】(★はおすすめ)
Ⅰ
Ⅱ ★
Ⅲ ★
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
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【要約・エッセンス】
思考する上で大切なこと
・異分野の要素を組み入れていく
・ずっとかかりきりになるのではなく時間をおく
・他の意見を批判するのではなく、良い部分を肯定して足しあわせていく
「見つめるナベは煮えない」
└時間を置く必要
└セレンディピティの発見
知識・情報は三段階に区分される
一次 個別の情報(ニュースなど)
二次 一次情報をもとに整理したもの(要約など)
三次 二次情報をもとに抽象化などの人為的作業をさらに加えたもの(論文など)
思考はメモに取り、読み返した際に有望なものは別のノートに書き写して「文脈」を変えてやる
思考のインブリーディング(近親交配)を避ける。
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【レビュー】
ノウハウを伝えるためというよりも、エッセイ色の方が強い本書。
もちろん学ぶべき点はあるのですが、重複する部分もあり、それほど目新しい部分や根源たる部分を感じることは出来ませんでした。
ただ、知識のインプット・アウトプットだけでなく、「忘れる」という3つめの要素を強く意識する必要を感じられたのは良かった。
思考や情報を頭の中でコントロールし、最適な場所への配置を心がける。
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「思考の整理学」についてさらに詳しく
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