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vol.14 マスコミは、もはや政治を語れない 徹底検証:「民主党政権」で勃興する「ネット論壇」

もはや個人個人がメディアになり得る時代。

その時代を読み解くヒントになるかと思って読んでみました。

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  • 佐々木 俊尚
  • 発売日 : 2010/02/26
  • 出版社/メーカー : 講談社
  • おすすめ度 : (4 reviews)
    4注目の一冊
    4ネット上で進化し続ける[言論]の形が体系的にわかる
    3楽観にすぎるネット論壇分析
    5厚みのある論考

点数★★★
難度★★★

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【あらすじ】(「BOOK」データベースより)

総選挙分析、八ッ場ダム、記者クラブ開放、亀井徳政令、そして小沢一郎の政治資金問題―。
新政権報道で、浅はかな論考しか流せないマスコミに対し、ロジカルでリアルな議論を展開するネットメディア。
今後、ジャーナリズムの役割を担うのは、新聞やテレビではなくブログやtwitterだ!
まもなく世界は変わる。

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【目次】(★はおすすめ)

はじめに
第一章   政権交代が起きた深層 ★
第二章   民意は民主党を選んだのか
第三章   記者クラブ開放をめぐる攻防 ★
第四章   マスコミが決して語らない論点――八ッ場ダム、脱官僚、亀井徳政令――
第五章   先鋭化するネット右翼―外国人参政権への抗議デモ―― ★
第六章   電子民主主義の未来
終章    「小沢vs.検察」報道にみるマスコミの限界

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【要約・エッセンス】

小泉・竹中政権は国際競争力を発揮できそうな先端産業に富を移行させようとした。
結果としてこれが地方への利益誘導システムを破壊することになり、つまりは自民党の支持基盤を崩壊させることになった。
ここで間違えてはいけないのは、小泉改革が潰したのは「地方」そのものではなく「公共事業による地方への利益分配モデル」だったということ。

先の選挙にいて議席獲得数は308対119と民主党が圧倒的多数だったが、得票率でみれば小選挙区では民主党が47.4%で自民党が38.7%。
わずか8.7ポイントの差しかないにもかかわらず、多くのマスコミ人は「日本人の大半が民主党に同調してしまった!」と結論づけてしまった

ツイッターで政策を決定するためには、ツイッターでつぶやかれる生々しいつぶやきをどうフィルタリングして世論形成させるのかがもっとも大きな問題。
また、ツイッターには「構造」がないという重大な問題もある。

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【レビュー】

BOOKデータベースに書いてあるようにtwitterがこれからの政治において重要な役割を果たす、という論証をするための本ではなく、今の日本におけるマスコミや政党、インターネットの現状・問題点を書き連ねた本です。
twitterに関して著者は「まずは期待するしかない」というように述べており、こういったネットの言論空間を作り上げていくのは皆の役割であると書いています。

本の構成としては著者自身の意見というよりも各種ブログ等からの引用による本となっています。
ですが、こういった本においてたまに見られる「ただ並べただけ」の本ではなく主旨に沿って筆者の解説がつけ加えられています。

とはいえ個人のブログの引用が中心である故に個別の事例紹介に終始する感もあり、結局結論はどうなの?と聞いてみたくなる場面もありました。

しかし、政治の現状、そして未来について考える上でおおいにきっかけになり得る本です。

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「マスコミは、もはや政治を語れない 徹底検証:「民主党政権」で勃興する「ネット論壇」」についてさらに詳しく


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