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Vol1. 無境界―自己成長のセラピー論

記念すべきレビュー一発目です。

ちょっとかっこつけた本を読んでみたいと思ってのこの本笑。

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  • 吉福 伸逸, ケン・ウィルバー
  • 発売日 : 1986/06
  • 出版社/メーカー : 平河出版社
  • おすすめ度 : (6 reviews)
    5境界の消失によって至高のアイデンティティを得る
    4凸と凹
    5世界観がかわります
    5今を生きる:過去も未来もない、あるのはただ現在だけである
    5ここまで体験させてくれるとは!

点数★★★★★
難度★★★★

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【あらすじ】(まえがきより)

本書はわれわれが現在の体験をさまざまな部分に分割し、境界を設け、自分自身、他者、あるいは世界からいかにして絶えず疎外されていくかを探求するものである。(中略)
我々の体験におけるこれらの戦い――葛藤、不安、苦しみ、苦悩――は、われわれがどのようにこれらの境界を作り上げるか、また、それに関して何ができるかを探求する。

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【目次】(★はおすすめ)

1 序論/私は誰か?
2、一半
3、無境界の領域
4、無境界の自覚
5、無境界の瞬間 ★ 
6、諸境界の成長 ★
7、仮面のレベル/発見のはじまり  ★
8、ケンタウロスのレベル
9、超越的自己 ★
10、究極の意識の状態

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【要約】

目次の部分で敬遠しちゃう方もいると思う(僕もそうでした笑)んですが、本文中にも専門用語が飛び交いなかなか読み応えがあるものとなっています。
ですが、多岐にわたって非常に示唆に富む内容となっているので、ここで紹介します。

この本の目的は、「境界」というものに絶えず疎外されている自分に気づくことによって、それからの脱却、そして至高のアイデンティティを得ることとなっています。

そもそもこの世は境界で溢れています。
たとえば言葉であったり感情であったり肉体であったり、様々な形で対象とそれ以外を区別している。

ですが、それらは自己が勝手に作り上げたものに過ぎず、人はそれ(たとえば負の感情)によって自らを苦しませているのです。
しかし、人は意識の階層を徐々に深化させていくことによって、「統一意識」という絶対なる第三者視点を自分の中に得ることが可能となります。

それは境界の認識、そしてそこからの脱却を経て、自分の心身に対する関係性と他のあらゆる対象に対する関係性を等しいものにする、ということです。
つまり、環境の中の全対象を、自分自身を扱うように扱うということです。

これによって人は境界を消滅させることが可能となり、至高のアイデンティティを得ることが出来るのです。

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【レビュー】

この本を読むことによって、自分を取り巻く世界の色が変わったことを感じました。
全ての苦しみは「苦しみ」というものを区別する境界線によるものに過ぎず、それは「幸福」というものと本質的には変わらないものであると学んだからです。

つまり、事象はすべて波であり、僕たちが感情として定義するものはそれらの振れ幅が大きくなった地点を「境界」によって切り取ったものでしかないんです。
「境界」は物理的にも精神的にも存在しているけれども、それらは全て認識しだいで消失させることが可能であり、それによって自らを新たなステージに持っていくことができる。

要はこの本は、「境界」の存在に気づかせてくれるもの。
境界の存在、そしてそれによって隔てられている両方の対象を知る技術をこの本によって得られれば、生きることが本当に楽になります。

ただ、この本の全てを完全に理解したとは正直思えないので、また時期を見て読み返していきたいと思ってます。
このレビューブログをこの本ではじめられてよかった、と思える名著です。

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無境界―自己成長のセラピー論についてさらに詳しく

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