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vol.17 相対性理論を楽しむ本

「E=mc²」

この公式が意味するものとは。

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  • 佐藤 勝彦
  • 発売日 : 1998/12
  • 出版社/メーカー : PHP研究所
  • おすすめ度 : (28 reviews)
    4退屈させない良書
    5ようこそ「相対性理論」ランドへ
    5相対性理論とは
    5素晴らしい
    5簡単だけど、すごい。

点数★★★★
難度★★★

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【要約・エッセンス・あらすじ】(「BOOK」データベースより)

「相対性理論は難解であり「道具」を知らない人は近づくことができないと思われているがそれは必ずしも正しくない。
特殊相対性理論についての基本的な考え方は素朴かつ単純で、誰にでも近づくことを許している。

本書を通じて感じられるのは著者の相対論への愛である。まるで嬉々として自分の恋人について語るように、独創的なたとえを交えながらかんで含めるように、しかし、できうる限り妥協なしに解説している。
コンパクトな本ではあるが内容は豊富で、アインシュタインの生い立ちから、特殊・一般相対性理論の解説、さらに相対論の宇宙論への応用と最新宇宙論の解説にも2章を割いている。

著者の相対論への愛に満ちた本書は読んでいて楽しく、まさに「相対論を楽しむ」ことができる。

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【目次】(★はおすすめ)

第1章  相対性理論を体験しよう!
第2章  相対性理論を生んだ天才
第3章  はじめに光ありき 
第4章  遅れる時間の不思議 ★
第5章  時間+空間=時間 ★
第6章  物質はエネルギーの固まり ★
第7章  ゆがんだ時空 ★
第8章  双子のパラドックス
第9章  火の玉宇宙が膨張する ★
第10章 無から生まれ急成長した宇宙

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【要約・エッセンス】

相対性理論はは特殊相対性理論と一般相対性理論の二つに区分される。

特殊相対性理論は、物質が重力などの影響を受けずに等速直線運動をしている場合に用いられる理論。
一般相対性理論は、重力などの影響も考慮した特殊相対性理論を発展させた理論。

相対性理論の世界ではなにが起こるのか。
 └動いている対象の長さが縮んで見える。
 └自分が動いた時には止まっている対象が細く見える。
 └スピードが上がると質量が増す。
 └動くものは、止まっているものよりも時間の進み方が遅くなる。

特殊相対性理論の最大の功績は「光」の性質についての考察によって
時間と空間という二つのものを「時空」という一つの概念としてまとめあげてしまったこと。
つまり、時間と空間は相互に関係しながら存在している。

相対性理論が難解であると感じられる理由2点。
 └相対性理論が語る世界は、上記したように日常とかけ離れたものが多いこと。
 └相対性理論は高度な数学の産物であること。

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【レビュー】

特殊相対性理論・一般相対性理論の解説からアインシュタインの生い立ち、宇宙論にまで述べられた本書。
図や数式(解説付き)を用いながら、誰にとっても相対性理論を理解出来るように書かれた良著です。

僕はいわゆる私立文系学生なのですが、それほどの抵抗もなくすらすらと読めました。
それはなぜかというと筆者が相対性理論を噛み砕き、理解するべき点と流してもいい点をはっきりと示してくれるから。
ただ、あまりに分かりやすいので、途中で本当に自分が理解出来ているのか立ち止まって考えてみる作業が必要かも。

本著の中で相対性理論を理解しにくい理由の一つとして、それが示す世界があまりにも常識からかけはなれているからだと指摘されています。
「常識」とは人類が長い時間をかけて作り上げてきた集合知であるものの、それはあくまでただの「習慣」でしかなくて「真理」ではない。
必要なのは「常識」飼われることではなく、客観視しながら共存していくこと。

そのためには、多様な世界に触れなくちゃいけない。
この本を読めてよかった。

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「「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界」についてさらに詳しく


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