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vol.39 ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス

ベストセラーとなった前作に続く本著では、問題解決のための思考プロセスがテーマ。

その画期的な思考法の全貌が明らかに。

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点数★★★★
難度★★★

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【要約・エッセンス・あらすじ】(日経BP企画による紹介文を編集)

ベストセラーになった『ザ・ゴール』の続編。
前作で紹介したTOC(制約条件の理論)を単なる生産管理の手法から、マーケティングや経営全般の問題解決にも適用できる思考法へと発展させている。

前作と同じように小説形式で読みやすさは健在だ。
前作では工場閉鎖の危機を救った主人公が、今回は副社長としてグループ会社の経営再建に立ち向かう様子が描かれている。

 この本を読めば、精神論ではない具体的な「変化を起こし、実行に移すための手法」を自分で体験したかのように理解できる。

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【目次】(★はおすすめ)

Ⅰ 緊急動議
Ⅱ 昔の仲間
Ⅲ ロンドンへ
Ⅳ 葛藤 ★
Ⅴ ザ・ソリューション ★
Ⅵ 究極の企業戦略 ★

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【要約・エッセンス】

メリットには「ポジティブを増やすもの」と「ネガティブを減らすもの」の2種類がある。

市場の予想からスタートして戦略を立てるのは不確定要素が多すぎる。
まずは確固たる競争優位性を構築するところから始めるべき。
独自の技術・製品がなければ小さな変化に対応することに専念するべき。


・現状問題ツリー
目的:「何を変えるのか」という問いに応える
方法:分析しようとする対象の表面的な問題点を列挙する。
    →それらの因果関係を1つのシート上で結びつける
    →多数の現象の原因となっている「コアの問題」を発見する

・未来問題解決ツリー
目的:コアの問題を解決する際に生じる問題を予防する
方法:現状問題ツリーと同じように将来起こり得る問題を列挙する
    →それぞれに対して予防法を考案し、因果関係で1つのシート上で結びつける

・前提条件ツリー
目的:実際に変化を起こすための実行計画を作成する
方法:まず最終的な「ありたい姿」を設定する
    →そこに到るまでに起こり得る障害を列挙する
    →その障害を解決するための解決策を1つのシート上で結びつける

・移行ツリー
目的:各中間目標を達成するために何をどの順番で行なうのか決定する
方法:前提条件ツリーで展開した中間結果を並べる
    →各中間目標の実現のために必要な行動を考える

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【レビュー】

前作「ザ・ゴール」に引き続いてのレビュー。

要点としてはいかに問題を可視化し、前提を疑いながら因果関係を結びつけていくか、というところ。
この本で提示されている思考プロセスは非常に有効であり、この本は何度も読み返す価値のある本だと感じることができた。

しかし、前作ではその表現において助けとなっていた小説形式が今作ではやや冗長に感じられる。
思考を可視化する方法論についての解説本なので、このような形式ではなくよりビジュアルを重視した形を取るべきであった。

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「ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス」についてさらに詳しく

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