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vol.44 渋谷ではたらく社長の告白

サイバーエージェントの代表取締役社長が語る自らの半生。

成功の裏に潜む苦悩とは

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点数★★★
難度★★★

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【要約・エッセンス・あらすじ】(本書裏表紙より)

二十一世紀を代表する会社を作りたい――。

高校生の時に抱いた起業の夢は、サイバーエージェントの設立により実現した。
しかし、社長になった彼を待っていたのは、厳しい現実だった。

ITバブルの崩壊、買収の危機、社内外からの激しい突き上げ……。
孤独と絶望、そして成功のすべてを赤裸々の告白したノンフィクション。

夢を追う人必読の書。

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【目次】(★はおすすめ)

プロローグ
一章 裏切り、それでも手放せなかった夢
二章 ゼロからの起業
三章 ネットバブルの波に乗る
四章 バブル崩壊、孤独と彷徨
五章 ランナーズ・ハイ
あとがき

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【要約・エッセンス】

サボろうと思えばいくらでもサボれました。
でも仕事を始めたばかりでへこたれてなんかいたら、到底経営者になんてなれない。

当時の私は、自分は頑張っているという感覚すらありませんでした。
それほど夢中になって仕事にハマっていたのです。

「父親と同じ仕事人間じゃないか」
そんな風に言われたことがあります。
しかし私は、自分の将来に対する先行投資だと考えていました。

「前進あるのみ」
もうそれ以外のことへの興味はなくなりました。

採用力は競争力だ。

プライドを傷付けられようが、理不尽なことを言われようが、謙虚に、忍耐強く、何があっても絶対にキレないこと。

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【レビュー】

数年前に読んだ本でしたが、藤田晋氏、そしてサイバーエージェントという企業に興味を持ったため再読。

はじめてこの本を読んだ時には「なんて計画性のない人なんだ」と感じ、正直、尊敬することはできませんでした。
ですが、改めて読んで感じたのは藤田氏は「やり遂げている」ということ。

「ネットバブルに上手く乗っただけ」という批判をする人もいるようですが、その流れに乗ることが難しいことは当時のIT企業が死屍累々となっていることからも分かります。
客観的な意見を述べることは簡単ですが、それはあくまで「客」の意見であり苦難を正面から受け止め続けている実行者の意見ではありません。

実行こそに価値があるということ。
周りの意見に屈して信念を曲げることなくやり遂げることの尊さ。

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このブログの趣旨説明

「読書は好きだけど、どんな名著があるのか分からない…」

「○○について知識を深めたいが、どんな名著があるのか…」

「人生を変えるような”名著”に出会いたい…」



このサイトは読書家・読書家を目指す方たちのこのような想い、ニーズに応えるために「名著・気になるあの本のエッセンスを読むだけで学べる」というコンセプトのもとに作られました。

巷にはいわゆる「読書レビュー・書評」が数多く存在しますが、その評価基準は統一されていないものがほとんどです。

また、一つのカテゴリーの中で名著を探しだそうと考えた際には、雑多に転がっている無数の読書レビュー・書評を読み比べてみなければなりません。


そこで、このサイトでは一つのフォーマットによって名著・読書ランキングを作成し、それぞれの本を評価していきます。

これにより、「どの本が相対的に優れているのか」「カテゴリーの中で自分が読むべき本はどれなのか」ということがすぐに理解できるようになっています。

まだまだレビュー数は少ないですが、読んでくださる皆様が役立てることのできる価値ある知のプラットフォームをライフワークとして作っていきたいと考えています。

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2010/12/01 読書・名著ランキング更新しました

【起業】
プロフェッショナル・アントレプレナー(2010/12/01)

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◆どのような書評を行っていくのか

読書・名著ランキングの書評フォーマットはこのようになっています。

【導入の一言】
【書名】
【読んでみての点数・読解難度】
【あらすじ】
【目次】
【要約・エッセンス】
【レビュー】

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このような取り組みに共感して頂ける方からのレビュー投稿もお待ちしております!
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vol.43 プロフェッショナル・アントレプレナー

成長するビジネスチャンスの探求と事業の創造のために。

「肥沃なる大地」を目指す旅。

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プロフェッショナル・アントレプレナー 成長するビジネスチャンスの探求と事業の創造 (ウォートン経営戦略シリーズ)
定価:¥ 1,995
中古最安価格:64%OFF ¥ 700 (10店出品)
レビュー平均:3.23.2点 (9人がレビュー投稿)
クリエーター:スカイライト コンサルティング(翻訳)
作者:スコット・A・シェーン
点数★★★
難度★★★

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【紹介・あらすじ】(「BOOK」データベースより)

ウォートンスクールの上席教授陣が選んだ世界第一級のビジネス著作物の数々から、日本のビジネスパーソンのために厳選した新しいビジネス書のシリーズ。
タイムリーかつ斬新、コンセプトが明瞭で実行可能である、新しいビジネスを切り拓いていくための、ポストMBAの実践書。

マイクロソフト、シスコ、グーグルに匹敵する企業を創る!成功する起業10の条件。

それは勝てる戦いなのか?
既存の勢力に打ち勝ち、新規事業を成功に導く「プロ」の戦略。経営者・起業家・新規ビジネス・MOT関係者必読。

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【目次】(★はおすすめ)

第1の鉄則  有利な産業を選ぶ
第2の鉄則  価値あるビジネスチャンスを発見する
第3の鉄則  テクノロジーの進化を制する
第4の鉄則  本当の市場ニーズを発見し、それを満たす
第5の鉄則  購入者の意思決定と市場の力学を理解する
第6の鉄則  既存企業の弱みにつけ込む
第7の鉄則  知的財産を管理する
第8の鉄則  イノベーションの利益を占有する
第9の鉄則  最適な事業体制をとる
第10の鉄則 リスクと不確実性に対処する

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【要約・エッセンス】

本書は成功するために必要な「起業化のしての特性」ではなく「優れたビジネスチャンスをとらえる」ことに重点を置いている。

◆ベンチャー企業の成功を左右する4つの要素

・知識特性(以下5つの要素を含むものは避ける)
製造プロセスが複雑
新しい知識の想像が多く必要
知識が十分に文書化されていない
イノベーションの生まれる場がバリューチェーンの内部にある
製造とマーケティングが付加価値の大半を占める

・需要特性(以下3つはベンチャーにとって有利なもの)
市場が大きい
成長が早い
非常に細分化されている

・産業のライフサイクル
成熟した産業よりも新しい産業の方が有利
支配的デザインが生まれる前に算入するべき

・産業構造(以下4つはベンチャー企業にとって不利)
資本集約度高い
広告集約度が高い
シェアの集中度が高い
企業の平均規模が大きい


新しいビジネスチャンスは必ずしも新しい製品やサービスの形をとるとは限らず、新しい素材・事業体制・製造プロセス・市場の開拓によっても生まれる。

新しい製品やサービスを購入する人は、ふつう正規分布する。

・既存企業の持つ弱み
現在のお客を満足させる必要があるため思い切った施策を打ちづらい
既存の従業員に報奨を与える必要があるため業態転換に制約が生じる

新しい製品やサービスの多くは大手の既存企業によって模倣されやすいので、資源の支配やブランドイメージの構築、先発企業の優位性などを用いて利益を独占する必要がある。

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【レビュー】

「たしかにそうだよね」という内容ではありますが、どのようにビジネスチャンスを見つけるべきなのか、という具体的な手法についてはあまり触れられていません。
ビジネスを見つけるために読む本というよりも、自分の考えたビジネスモデルをチェックするために読む本であると言えます。

たとえば第3の鉄則において「テクノロジーの転換にうまく対応出来ればまたとないチャンスとなる」と書いているのですがそんなことは自明の理。
考え、実行するべきなのは「どのようにすればテクノロジーの転換に対応できるのか」です。

また、この本が発刊された際には存在しなかったtwitterやFacebookの誕生によってマーケティング事情は激変し、ベンチャー企業であっても無料で多くの顧客にアプローチすることが可能となりました。
この本に書かれていることを鵜呑みにするのではなく、それぞれが考え、消化していく必要があると感じます。

色々と厳しく述べてしまいましたが、レビューの最初に書いたようにビジネスモデルのチェックリストとして有用である本です。
随所で内容の要約が行われているため、まずはそこに目を通してみてはいかがでしょうか。

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「プロフェッショナル・アントレプレナー 成長するビジネスチャンスの探求と事業の創造」についてさらに詳しく

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